市街地に建つこのイエは、通りに面して増改築年代の異なる建物が南北に連なる構成をしている。今回は一番南側区域の部分のリノベーションを行う。
このイエには住まい手夫妻の親二世帯が住んでおり、今回のリノベーションで三世帯住宅となります。
既存1階が車庫で2階が住居と納戸であり、トラス組の小屋による自由な間仕切りの空間となっているが、耐震診断を行い適正な壁量補強を行って空間構成を行いました。
もちろん断熱性能もあげて快適な環境の空間をつくります。
そして今回は独立世帯の空間を作りますが、将来隣の区域につなげられるように配慮しています。
瓦施工終了。内部階段造作も終了。
外部は瓦施工、内部はボード張および造作。
雪が解けてようやく外壁と屋根改修工事を行うことができる。
2階かさ上げ床、断熱そして外周は防火構造壁を施す。
構造壁金物取付、そして外壁断熱を施す。
土間補強コン終了、天井の断熱吹付のみを先行して施工する。
2階は間仕切り解体済。なんちゃってトラス屋根下の無柱空間となっています。それらを支える新設壁のための基礎補強が進んでいます。
1階外周周りに補強基礎の施工。同時に2階居室の間仕切り壁や天井を撤去。
まずは1階の基礎補強から始めるため、既存棚類解体そして基礎施工中。
既存建物には、尋常でない量の荷物がすべての空間に詰め込まれていて、それらを毎週末約2か月かけてせっせと移動、処分を行ってようやくスタート出来る状態にまで持ってきました。