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シゴトの上で思う事(~その6~)

2022.04.02(Sat)

COLUMNBLOG

シゴトの上で思う事(~その6~)

目次

  1. 経験することでみえてくること
  2. ・省エネ設計
  3. ・耐震設計
  4. ・断熱改修
  5. ・施工者の意識
  6. ・依頼者の意識
  7. ・設計者の意識
  8. ・ようするに

経験することでみえてくること

個人でシゴトをしていると、だれからの指示で作業をおこなうのでなく自分で考えて作業を行わなくてはいけない。この積み重ねた経験の上で、やっぱり自分はこうだよね。と思えることがあります。

・省エネ設計

令和3年に改正建築物省エネ法が施工され、これまで以上に省エネ設計が問われる時代になってきました。
UA値という言葉も普通にCMで流れています。
自分もイロイロと勉強中ですが、計算上断熱性能を上げてゆけばUA値は上がるのですが、その計算項目に抜けているのが「気密」です。
これを伴わないと決して省エネで快適空間とはならないのです。
もちろん施工精度も要求されるためこれまで以上にイエづくりは手間がかかることになります。

・耐震設計

一般的な木造住宅に対しては建築基準法上では壁量と壁バランスチェックとN値計算による金物選定で計画出来ます。
既存住宅のほとんどはそれかそれ未満の設計で建てられています。
地震のリスクの少ない富山県ですが、リスクが0ではありません。
耐震等級を取るためには構造計算を伴う必要があります。それにより構造計算費用や材料費加算施工費加算で高額加算になったりします。
こらからは設計を始めるに際してそのことを考慮して進めるか確認をしたいと思います。

・断熱改修

最近は中古住宅の改修の割合が増えてきています。せっかく触るのならば断熱改修を伴いたいところです。
断熱は切れ目なく包むのが原則なので、古い住宅は複雑な形状や無駄に面積が大きかったり、真壁仕上であったりと、そこでどうしても予算との兼ね合いが出てきます。
改修工事は解体費が伴うので、その解体をなるべく減らすため既存床壁の上にかさ上げ断熱という考えがあります。
その他エリア断熱という考えもあるが、その時は是非トイレや脱衣場も含んだエリアとしたい。

・施工者の意識

省エネ設計を行っても、それを施工する施工者がそれに対する意識を持っていないとうまく行きません。
長年施工してきた施工者と属する職人たちはこれまでやって来たことに自信を持っている方が多く、新しい施工や詳細な手間に対して「ここまでやらんでもいいじゃない」という意識でいられると施工を任せられません。
時代が流れるとやり方も変えてゆかねばなりません。

・依頼者の意識

最近はイエづくりについての専門的なことは動画配信等で容易に知ることが出来ます。
自分も様々なサイトで勉強しています。
しかしながら、それらに影響受けすぎてUA値やC値や等級などを気にして神経質になりすぎては本来の楽しいイエづくりからずれてしまうので、おおらかに考えていただきたい。

・設計者の意識

イエづくりは大変ですが同時に楽しいものです。
性能基準については当然クリアする設計を心がけますが、コストバランスも伴いますので何もかも高性能というよりは「いい塩梅のイエづくり」を心がけたいです。

・ようするに

イエづくりは「依頼者」「設計者」「施工者」互いに人間同士、謙虚な気持ちを忘れずに協力しあうことを大切にしましょう。
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