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シゴトの上で思う事(~その5~)

2022.03.19(Sat)

COLUMNBLOG

シゴトの上で思う事(~その5~)

目次

  1. 経験することでみえてくること
  2. ・現場で確認する
  3. ・1,000万円台のイエづくり
  4. ・書類整理が出来ること

経験することでみえてくること

個人でシゴトをしていると、だれからの指示で作業をおこなうのでなく自分で考えて作業を行わなくてはいけない。この積み重ねた経験の上で、やっぱり自分はこうだよね。と思えることがあります。

・現場で確認する

施工が終盤に入ると、様々な業種が出入りすることとなる。
仕上げ工事にかかると、それまで関連していた配線,配管そして下地がふさがれてしまい、後日変更が大きな手戻りとなってしまう。
そのため、現場には週1回の定例打ち合わせ以外にも幾度か足を運ぶこととなる。
以前のことだが外壁ボード張について直接現場で“目地割”を指示したのだが、後日見ると指摘した部分の調整のみ出来ていたが他がそろっていないことが解り、慌てて訂正指示を出した。
シーリング,塗装,板金そして足場が関わるため手戻りが生じたが、全て仕上がってから指摘しても遅いことなのでやっていただくことにした現場がありました。
というように“マメに現場へ足を運ぶ”“状況をよく見る”“すばやくそして的確な指示を出す”ことが大事なんです。

・1,000万円台のイエづくり

ボクのかかわってきた住宅の建築費の多くが1,000万円台である。
土地代は別にして、相談される方の総予算が2,000万近辺が多い。
消費税,設計料,その他経費を除くとどうしても建築費が1,500万~1,800万におさえなければいけなくなる。
モノの物価も上がり、イエに対する性能要求も高くなってきている中、費用だけは据え置きか厳しくなってきている。
でも頑張ってイエづくりをされようとする依頼者のためにこちらも精一杯の努力をしなければイケナイ。
それらの枠に収めるために実際行ったイエづくりに共通した仕様が以下の項目。
・施工面積(ロフトやベランダ等含む)は30坪台でおさめる(それ未満の場合も有り)。
・総2階建。
・単純な屋根形状。
・ガレージ,カーポート無し。
・屋根:なるべくシンプル。
・外壁:ガルバニウム鋼板,塗装板サイデイング。
・外構:アプローチまわりのみの土間コンクリート。
・内装:壁天井はビニルクロス貼。
    床は複合フローリング。水周りはクッションフロア。
    ただし、居間などの空間はムク材のを使用。
・浴室:ユニットバス(定価で100万程度のもの)
・建具:複層ガラスとする。⇒これからは断熱サッシが標準仕様となりますね。
    既成枠,既成木製建具を使用(メインのところは制作します)。
・収納等:集成板を多用し大工工事で行う。扉の代わりにロールブラインドを使用する。
・工事項目:なるだけ項目を減らす。(タイル工事,家具工事等)
・必要機器:必要最低限のエアコンや暖房機器,カーテン。
上記の仕様でやって金額がおさまるよう金額調整を幾度も繰り返すのです。

しかしながらこれからの仕様は省エネを重視する必要があるため、それに関わるコストアップは逃れられないのが現実。
コストアップしても生活環境向上しランニングコストも抑えるよう長~~い目で見てゆく必要あると思います。

・書類整理が出来ること

建築設計業務では打ち合わせ欠かせません。
最初依頼者と顔をあわせてから設計,施工含めて最低半年以上は関わります。
その間はほぼ一週間に最低一度のペースで打ち合わせがあります。
打ち合わせはその都度テーマがあるわけで、ひとつひとつクリアしながら完成に近づけなければいけません。
これらを円滑に進めるためにはきちんとした書類作成(議事録や必要資料整理)が不可欠なのです。
人間の記憶なんてけっこういい加減なものだし、ボクも記憶力にはあまり自信が無いです。後になって「言った言わない」というくだらないトラブルはおこしたくない。(と言いながら起こる時は起こる)
そのため打ち合わせがあった日はどんなに遅い時間になってもその日のうちに議事録作成や必要資料整理を行うよう心がけております。
打ち合わせでメモってきたことを整理することにより、より冷静な検討や判断が出来るし、決まったこと未定のことなどそういう資料があってこそ監理できるし、年月が経ってもその資料をみると当時のことがよみがえるのです。
それらはプロジェクトごとに一冊のファイルに綴じて管理していますが、現場終了時期にはファイルがパンパンになってしまう。
この業務は物件の用途,規模に関わらず、ボツになったものに対しても必ず行っています。
こういう資料があるということにより、業務にロスが少なくなるし、後々の財産になってゆくのだ。
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