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設計する時に考えていること

2021.10.30(Sat)

COLUMNBLOG

設計する時に考えていること

設計するにあたり、住まい手ごとにさまざまなことを考えて進めます。

全く0の状態から形を生み出すのでどこをどう考えて進めているのか?お話しします。

目次

  1. どのイエを設計する時にも共通して考えるべきこと
  2. ・敷地の空気を感じる
  3. ・空間を考える
  4. ・目線で考える
  5. ・対比の効果を考える
  6. ・身の丈にあったイエづくり
  7. ・理想とするイエとは

どのイエを設計する時にも共通して考えるべきこと

設計を始める時は、住まい手の希望を聞き敷地条件や法的なものもさらに予算も頭に入れながらおおまかに形を作ってゆきます。
様々な条件からヒントを得ながらも形にしてゆかねばいけません。それぞれ違う形になるのですが共通して考えていることをお話しします。

・敷地の空気を感じる

敷地条件は様々です。
どんな形か?高低差があるか?方位はどうか?まわりの建物環境はどうか?景色はどうか?など
まず敷地に足を運んで敷地内ウロウロしながらそこならではの空気を感じるようにします。
そこでこちらから光が入るな。とか風の抜けはどうかな。とかこの眺めを生かしたいな。とか考えます。

・空間を考える

「間」という考え方は現代の生活において馴染み深い。「土間,居間,床の間,茶の間」など、、
広さについても「何帖間か?」でそのイメージがわく。
平面構成についても「間取り」なんてことを言う。
設計は2次元的に「間」を組み合わせで行うのでなく3次元的に「空間」を常に考えています。
図面はそれを無理やり2次元化する作業となりますね。

・目線で考える

「空間」考えると述べましたが、視点を変えて言うと、住まい手それぞれの「目線」を考えるということです。
父母,夫婦,子ども,ペットなど皆それぞれ見ている「高さ,場所」は様々である。
動作も「座って見る,立って見る,見上げてみる,見下げてみる,覗き込んで見る」など様々である。
それらに応えるため「床のレベルや天井高さに変化をつける,窓の形状や高さを工夫する,吹き抜けを併用する,隠れ家的な空間をつくる」など工夫をこらす必要があります。

・対比の効果を考える

「速いクルマ」を設計するのに大切なのは「良いブレーキ」を設計することだ。と聞いたことがある。
イエづくりも同じことが言える。
「広い空間」が欲しいということに対しては「狭い空間」を取り込んで考える。
「開放感」が欲しいということに対しては「圧迫感」のある場を取り込んで考える。
「明るい空間」が欲しいということに対しては「暗い空間」を取り込んで考える。
対比のあるメリハリの効いた空間づくりをこころがけることにより豊かな空間が出来ると思う。

・身の丈にあったイエづくり

イエづくりを始めると、当然「夢」や「あこがれ」が出てくる。それは当然のこと。
大事なのは、それらが『ふだん着』のじぶんに合っているかどうかを見極めることです。
一時の夢を詰め込んでつくってしまい、その後の生活スタイルにそぐわなくなったり、ローン返済負担が多くなったり、生活がストレスとなると元も子もない。
店舗や公共施設などは非日常の楽しい空間がつくられれば良いのだが、住まいは長いスパン住み続けるので、気兼ねなく心からリラックスして過ごせる空間としたいです。

・理想とするイエとは

理想とするイエとは何だ?カッコいいとかおしゃれだとかではなく「どこが良いかわからないのだが、なんだか良いのだよね」といわれるイエです。
空気とか匂いとかカラダで感じ取られる空間が出来るのが理想です。
難しいですが、、
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